☆特集☆ 母の日ギフト

どうも、JOHNNYです。
みなさん、もう間もなく母の日ですね。
毎年５月の第２日曜日ですが、２００８年の母の日は５月１１日（日）。
母の日というのはご存知のとおり、私たちを産んで今日まで育ててくれたお母さんに対しての感謝を表す日ですね。
さて、この「母の日」、どういった由来があるのでしょうか・・・？

１．母の日の誕生

母の日を祝う行事の誕生は、はるか古代にさかのぼり、さまざまな説があります。
ギリシャ時代、春になるとレアという「神々の母」といわれる女性の神様をたたえる祭りが行われていたという説があります。

１７世紀ころ、イギリスで「Mother's day」「Mothering Sunday」という奉公中の子供たちが年に１度、教会で母親と面会ができる、復活祭のちょうど４０日前の日曜日が始まりと言われています。
１８７０年ころ、アメリカでは南北戦争終結直後で、女性参政権運動家ジュリア・ウォードハウが夫やこどもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」（Mother's Day Proclamation）を発表しました。
ハウの「母の日」は南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」（Motner's Wok Days）と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスの活動にヒントを得たものだが、結局普及することはありませんでした。

ジャービスの死後２年経った１９０７年５月１２日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈りました。
これが日本やアメリカでの母の日の起源とされています。

ジャービスの母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、翌１９０８年の５月１０日には同教会に４７０人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝いました。
アンナは参加者全員に、母親が好きであった赤いカーネーションを手渡し、このことから、赤いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。
アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案し、１９１４年に「母の日」はアメリカの祝日になり、５月の第２日曜日と定められました。

 

２．日本の母の日

日本の母の日は、明治の末期頃で、１９１５年（大正１４年）に教会で祝われ始め、徐々に一般に広まったといわれています。
昭和に入ったころ、に皇后（香淳皇后）の誕生日である３月６日（地久節）に行われていました。
１９３７年（昭和１２年）森永製菓が告知してから広く知れ渡ったとも言われ、１９４９年ころからアメリカの例に倣って５月の第２日曜日に行われるようになりました。

母の日にはやはりカーネーションなどを贈るのが一般的となっていましたが、最近ではカーネーションに限らずバラ、ガーベラなども好んで贈られるようになってきているようです。

ちなみに、母の日を５月第２日曜日と定めているのは日本とアメリカなどで、ほかの国はさまざまな日付に定めています。

 

３．世界の母の日

２月第２日曜日------ノルウェー
ユダヤ暦 Shevat ３０日（通例２月）------イスラエル
３月３日------グルシア
３月８日------ボスニア・ヘルツェコビナ、セルビア・モンテネグロ、スロベニア、マケドニア共和国、アルバニア、ブルガリア、ルーマニア
四旬節の第４日曜日 Mothering Sunday ------イギリス、アイルランド
３月２１日（春分） - バーレーン、エジプト、レバノン、シリア、パレスチナ、ヨルダン、クウェート、アラブ首長国連邦、イエメン
４月７日 - アルメニア
５月第１日曜日 - ハンガリー、リトアニア、ポルトガル、スペイン
５月８日 - アルバニア Parents' Day、大韓民国
５月第２日曜日 - 日本、台湾、アメリカ、カナダ、香港、オーストラリア、ドイツ、イタリア、南アフリカ共和国、シンガポール
５月２６日 - ポーランド
８月１２日 - タイ（シリキット王妃陛下誕生日）
１０月第３日曜日 - アルゼンチン
１１月最終日曜日 - ロシア

 

いかがでしたか？
同じ母の日でも、世界では全然違うんですね。
それでは、お母さんに日ごろの感謝を込めまして、プレゼントを贈りましょう！

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